やってしまった。保管していたシャグにカビが生えてしましました。
葉っぱは無添加が売りのアメリカンスピリット。
葉のカットがかなり大振りでキセルには向かない葉っぱと言われています。
キセルで吸うと火が消えやすいのです。
しかし、使えないことはないので気分を変えて楽しみたいときなどに吸っていました。
カビの原因
カビの原因は普通の食材と同じものもあるでしょう。
また、シャグ特有のものも考えられますので、まとめてみます。
カビの原因その1:湿気
カビが生えてしまったのはちょうど梅雨時期。
気温・湿度ともに高くなってきたことが原因かと思います。
冬の間はカビなんて生えませんでした。
ここで、空気中の水分量を考えてみます。そもそも、空気は温度で、何gまで水蒸気を含むことができるかが決まります。
例えば空気1立方メートル(1m×1m×1m)に含むことのできる水蒸気量(飽和水蒸気量)は以下の通りです。
10℃:9.4g
20℃:17.3g
30℃:30.4g
この温度ごとの飽和水蒸気量を基準に湿度が算出されます。
つまり、気温10℃・湿度100%のときと、気温20℃・湿度55%のときは、空気中に同じくらいの水分を含んでいるのです。
17.3gの55%→9.515g
気温が上がり湿度が高くなる時期だからこそ、カビも活発になるのでしょう。
カビの原因その2:シャグの加湿
私はシャグをヒュミドールで加湿しています。
今回のカビは、このヒュミドールの上に発生しました。
葉っぱの下にヒュミドールが埋まっていたのです。
ヒュミドールからの水分をシャグが吸い過ぎたことが最大の原因かと思われます。
カビの原因その3:シャグの取り扱い
これはカビを生やしてしまってから気が付きました。
シャグを触る前に手を洗ったり、アルコール消毒していない!
容器に保管しているシャグを普通にそのままキセルに詰めて一服していました。
調理や食事の前には手を洗いますよね。シャグもそもそもは植物です。
バイキンやカビの元がついてるかもしれない手で触ることも原因の一つかと考えられます。
ただ、さすがに毎回手を洗ったりアルコール消毒するのは現実的ではないので、別の対応策を考えてみたいと思います。
カビの原因その4:シャグの保管量
カビを発生させてしまったシャグは『アメリカンスピリット』。
無添加であり、シャグよりもカットが大きいことから『気分を変えたい時』に使っていました。
ここに問題があるかと思います。
時間が経てば経つほどカビ発生のリスクは高くなります。
たまにしか使わないシャグのわりに、大量に加湿・保管してしまったことが失敗でした。
事実、この容器には、1か月ほど保管していました。
カビを防ぐにはどうするか
原因1は気候に関係すること。
対策はタバコセラーなど、大掛かりになるので却下です。
すぐにでもできる対策を考えましょう。それは『加湿方法』と『保管量』です。
カビ対策その1:加湿方法の変更
加湿方法としてヒュミドールを使っていたのですが、葉がヒュミドールに直接触れることは避けられませんので、すべてヒュミディパックに変更してみました。
ヒュミディパックは加湿と減湿ができます。
容器内の湿度を70~75%に保つことができます。
また、水分が直接シャグに触れることもありません。
ヒュミドールのように繰り返し使うことはできませんが、上手に管理できると2か月くらいは効果があるそうです。
カビ対策その2:保管量の変更
普段吸っているシャグも含めて、加湿保管する量を減らしました。
具体的には1週間で吸いきれる量を目安にしています。
ちょっと面倒にはなりますが、長期保管でのリスクを減らせるかと思います。
併せて、使い切った後の保管容器に次のシャグを入れる前、容器を熱湯消毒しています。
まとめ
これはカビの発生直後の画像です。
実際に見てみるとほんの少しシャグが白いかな程度でしかありませんでした。
カビの生えてしまったシャグは使えませんし、間違って吸ってしまっても困ります。
なるべくカビを発生させないよう注意したいと思います。
コメント
自分は1っ月前から、節約で煙管に変更しました
楽しい記事良いですネ 参考にしてます
自分のシャグの保管方法です
購入時は一気に精製水をはった金属パッドでやっています
それを4方向パッチンの、タッパーに入れて保管用しています
そこでの、再加湿に珪藻土を利用してます
葉に直接触れない様に、百金のスーパー磁石をタッパーのふたに接着
珪藻土にも接着 これで葉には触れません サイズもいろいろ
毎日使う分は、小分けパックジッパー付きで葉を数種類持ち歩いています
肉体労働の後はドラム 朝はコルツで 夜は焼酎の店でドミンゴ・シガーです