購入したてのシャグは、カラカラに乾燥していることが多いです。
シャグが無くなってからヒュミドールやヒュミディパック加湿していては間に合いません。
いい感じになるには少なくとも3日はかかるのではないでしょうか?
今回は、効率よくシャグを大量に加湿できるキットを考えてみましたので紹介します。
100均の珪藻土でヒュミストーン代用品を作った記事はコチラ↓
用意するもの
・ザル
・珪藻土コースター
すべて100均で手に入れることができますが、自宅に都合のいいものがあれば代用もできます。
珪藻土コースターの準備
コースタータイプを買った理由の一つとして大きさがあります。
同じ100均内で探していたので、容器の大きさに合わせることが出来ました。
裏面のコルクを剥がす
コースターなので、滑り止め防止として裏面に何らかの加工がされている場合があります。
今回購入したものにはコルクが貼り付けられていました。
そのままだとカビの温床になってしまいますので剥がすことにします。
ゴリゴリと剥がす
まずは、割りばしなどを使ってコルクを剥ぎ取ります。
強めにこすっても、割りばしのほうが柔らかいのでコースターには傷はつきませんし、別についたところで問題もありません。
接着テープをはがす
手で頑張ろうとしたのですが、なかなか強力でうまくいきません。そこで、水につけてみました。
すると、テープが柔らかくなり、また接着面の糊が溶け出すのかキレイにはがすことが出来ました。
どうせ、後で吸水させるのですからある意味一石二鳥ですね。
ケースの準備
今回使うケースはコチラです。専用のカゴが付いていたのがラッキーでした。
このカゴを活用したいのです。
カゴをサカサマに入れて、その上に珪藻土コースターを乗せるのですが……
ちくしょう……カゴの足を削りましょう。
カゴの足を削る
所詮はプラスチック(ポリプロピレン)、カッターナイフでゴリゴリ強引に削れました。
このカゴをケースにサカサマにして入れてみます。
この状態が欲しかった。このカゴの上に吸水させた珪藻土コースターを乗せるのです。
加湿開始
まずは容器にシャグを入れます。軽くほぐしておくとよいでしょう。
ただ、念入りにほぐす必要はありません。
まだ乾燥しているので、細切れになりやすいです。
後々、加湿が進んでいくとほぐしやすくなります。
続いてザルを『サカサマ』にセットします。
サカサマにセットしたザルの上に吸水させた珪藻土コースターを乗せます。
こうすることで、シャグは水分を含んだ珪藻土コースターに直接触れることはありません。
後はフタをして完成です。
冬場だと1~2日で吸いごろの加湿されたシャグが出来上がります。
夏は加湿が早いので、半日~1日くらいでできあがりますね。
余裕があれば、途中でシャグをほぐしてやると均一に加湿されます。
その際は、できれば手を洗うか、アルコール消毒するとよいでしょう。
特に夏場はカビが生えやすいので注意してください。
まとめ
加湿を終えたら、小分け用のケース(職場用・自宅用・持ち運び用)に移し替えて使用しています。
残ったものはヒュミドールなど小型のもので湿度調節をしつつ保管しているのですが、これからの季節(春~夏)はカビが怖いですね。
補充用のシャグを加湿する際にも使えますので、ぜひお試しください。