シャグ(タバコの葉)を加湿させる方法を紹介します。

購入したてのシャグは大抵の場合、かなり乾燥した状態にあります。

葉の状態は人それぞれ好みがあるかとは思いますが、一般的にウケがよいのは加湿状態と感じます。

今回は加湿のための器具を紹介します。

ヒュミドールを使う

ヒュミドールとは小型で加湿ができる器具のことです。

スポンジ状のものに水を含ませてケースに入れ、シャグと一緒に入れておくことで加湿をしてくれます。

ヒュミドールの利点

コストパフォーマンスがとても良いです。

プラスチックケースのものでしたら、一つ120円で購入できます。

また、入れる数を調節することで、加湿の速度や加減を調節しやすいです。

ヒュミドールの欠点

ヒュミドールは、スポンジ状のものに水を含ませています。

つまり加湿が進むと、水分がなくなっていきます

適時、水分補給が必要となってくるのですが、ケースの隙間に細かいシャグが詰まっていることがあります。

分解してみると……

直接シャグに水分を触れさせたくないので、水分補給の時には分解してでもシャグを極力取り除きたいですね。

あとは、贅沢な欠点かもしれませんが、「加湿のみ」できるということでしょう。

この後紹介する『ヒュミディパック』は、『加湿と減湿』ができます。

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ヒュミディパックを使った加湿

ヒュミディパックは、その名の通り「パック」で売られています。

乾燥防止の透明な袋から取り出して、シャグの容器もしくは袋に入れるだけのお手軽な製品です。

中にはゲル状の物質が入っていて、固くなってきたら(2か月程度使えます)交換時期となります。

また、過加湿状態である場合、『吸湿』もしてくれます。

写真のものは湿度72%に調整してくれます。

使いどころとしては、何らかの方法で加湿した後のシャグを保管するときに使います。

私も最近使い始めたのですが、ほぼメンテナンスフリーで状態の良いシャグがキープできます。

ヒュミディパックの利点

まず、なんといっても手軽さでしょう。

こまめな水分補給の必要もなければ、過加湿も気になりません。

お値段も200円までで購入できるのでお財布にも優しいですね。

ヒュミディパックの欠点

新しいシャグに使うときの加湿能力が弱いです。

カラカラのシャグに水分を取られて、すぐに使い物にならなくなるのでは(実験はしていません)という懸念があり、使うのをためらってしまいます。

新品シャグの加湿については、ヒュミドールを使うか、次に紹介する方法が有効です。

珪藻土製品を使った加湿

購入したてのシャグを効率よく加湿するために考えた方法を紹介します。

用意するものは、100均で手に入ります。

用意するもの

・そこそこ大きさのある密閉式のケース
・ケースに入るザル
・珪藻土コースター

これらを組み合わせて加湿をする仕組みを作ります。

なお、私はセリア(100均)でかご付きの密閉式ケースを手に入れることができたので、コストは200円でした。

そこそこ大きさのある密閉式のケース

加湿のためには、できれば密閉式の容器が好ましいです。

しかし、これは食品用のタッパーで十分かと思います。

運が良ければ、写真のようなジャストサイズの「ザル」がついているものがあります。

見つけたら「買い」ですね。

ケースに入るザル

密閉式の容器……もうタッパーと呼びます。

タッパーの中に入るザルの役目は、シャグと加湿のための珪藻土が触れないようにするためのものです。

ポイントとしては、ザルを「サカサマ」に入れることです。

珪藻土コースター

100均のもので十分です。

また、使わなくなった珪藻土製品を都合のいい大きさにしてもかまいません。

一気に加湿することを目的とするならば、大きめのものを選ぶとよいでしょう。

使い方

まずは、ケースとザルを洗いましょう。

よく乾燥させた後、ケースにザルを「サカサマ」に入れます。

このカゴの下にシャグを入れます。

カゴの下にシャグ、上に湿らせた珪藻土コースターを入れてフタを閉めたら完了です。

詳しくはコチラの記事をご覧ください。

購入したてのシャグは、カラカラに乾燥していることが多いです。 シャグが無くなってからヒュミドールやヒュミディパック加湿していて...

まとめ

シャグの加湿加減は個人により好みの差が激しいことと思います。

最初は試行錯誤が続きますが、それもキセル喫煙を楽しむ一つであると思っていただければ幸いです。

なお、今回紹介した珪藻土コースターは乾燥状態でシャグの中に入れると『吸湿』もしてくれるので、工夫次第で安価に効率よくシャグを管理してくれる素材になりそうです。

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